げんまけんたろうの視点「一隅を照らす」

2015年09月号 vol.8

「国民はどうせすぐ忘れる」

2015年09月30日 18:23 by gemmakentaro
2015年09月30日 18:23 by gemmakentaro

それにしても虚しい国会でした。

 

日本の安全保障に関わる大事な国会であったにもかかわらず、

政府は強引で説明不足。維新の党が出した対案についてもほとんど議論をしない(たったの5時間あまり!)。

挙句の果てには「国民はどうせすぐ忘れるから」と強行採決。

 

一方野党は野党で具体的な成果も得られず、日本の安全保障のあるべき姿を論じることもできず、

セクハラ騒ぎや乱闘騒ぎばかりがクローズアップされました。

 

マスコミもついには「マスコミが安保法正反対と声を上げていかなくてはいけませんね」などと、

アンカーが中立性を大きく欠いた発言をするなど、偏向報道が横行しました。

 

大切なことは、今後日本を守り、平和な国家であるためにどうするべきなのか、ということなはず。

徹底的に現実的でありながら、それでも「戦争は絶対したくない」という理想を捨てないために、

与野党ともにだらしのない国会であったと感じます。

関連記事

政党ではなく、政治家を選ぶ政治に。

2017年06月号 vol.26

国民に選択肢を!

2017年06月号 vol.26

森友学園問題のあらまし。なにが問題なのか

2017年02月号 vol.23

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2017年06月号 vol.26

カバータイトルの「私がやります!」は私の新たなキャッチコピーです。 実は、政治…

2017年05月号 vol.25

強行採決で衆議院を通過した「組織犯罪処罰法改正案」。 加計学園問題に新たな進展…

2017年03月号 vol.24

全国ほぼどこの地域でもビールの売上は7月8月が多いのに、浜松だけは4月が最も売…