それにしても虚しい国会でした。
日本の安全保障に関わる大事な国会であったにもかかわらず、
政府は強引で説明不足。維新の党が出した対案についてもほとんど議論をしない(たったの5時間あまり!)。
挙句の果てには「国民はどうせすぐ忘れるから」と強行採決。
一方野党は野党で具体的な成果も得られず、日本の安全保障のあるべき姿を論じることもできず、
セクハラ騒ぎや乱闘騒ぎばかりがクローズアップされました。
マスコミもついには「マスコミが安保法正反対と声を上げていかなくてはいけませんね」などと、
アンカーが中立性を大きく欠いた発言をするなど、偏向報道が横行しました。
大切なことは、今後日本を守り、平和な国家であるためにどうするべきなのか、ということなはず。
徹底的に現実的でありながら、それでも「戦争は絶対したくない」という理想を捨てないために、
与野党ともにだらしのない国会であったと感じます。
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