今年も国連と米コロンビア大学が設立した「持続可能な開発ソリューションネットワーク」が「世界幸福度ランキング」を発表しました。
世界幸福度ランキング(http://toyokeizai.net/articles/-/164020)
この手のランキングで日本が上位にランクされることは、ここのところめっきりないので今回も過度に期待せずにチェックすると・・・。
やっぱり51位とG7で最下位の結果でした・・・。
49位のロシアより低いとは。
この調査では、
0から10まで段に番号がついたハシゴを想像して下さい。一番上の段は、あなたにとって考えうる最高の生活だとします。一番下は、想像しうる上で最悪の生活です。どの段が、今のあなたの状態を表していると思いますか?
という質問を、各国の国民1000人に聞いて、3年間の平均値を出したものだそうです。
この調査を行った機関によると、次の6項目で国ごとの結果の違いを説明できるそうです。
- 経済的豊かさ(一人あたりGDP)
- 健康状態(健康寿命)
- 社会的なサポート
- 人生の選択の自由(職業・結婚などの選択)
- 寛容さ(他者にどのくらい寄付したか)
- 腐敗の認識(政府や企業が腐敗していると思われているか)
それにしても、人が「幸福かどうか」とはとてもむずかしい問題です。
私だったら10段のハシゴのうち何段目だと答えるか。
51位ではあっても1位のノルウェーよりもやっぱり日本が好きだし日本人でよかったと思っています。
人によって解釈も違って難しい問題で上記の6項目が果たして正しいかもわかりませんが、GDPなどの指標のみで国の豊かさを測る時代は過ぎ「何が人の幸せか」という視点で政治を行っていくことが大切だと改めて感じます。
ちなみに、122カ国中最下位だったのが私がアメリカの大学生時代Field Studyで滞在していた中央アフリカ共和国だったことも、考えさせられました。
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