5月17日が住民投票の投票日。
大阪維新の会のメンバーは、この日程が決まった時から市内各地でタウンミーティングを開催したり、街頭での訴えを繰り返してきました。
我々維新の党メンバーも統一地方選挙が終わった5月から、本格的に応援に入ることになりました。
私が最初に大阪入りしたのは5月10日。
それから11日に一度浜松に戻り、また12日、13日。そして14日、15日、16日、17日と1週間大阪で住民投票賛成にむけて応援に入っていたことになります。
我々支部長も、地方議員も、そして国会議員も写真のオレンジTシャツを着て、街頭演説からポスティングまで、朝から晩まで活動をしてきました。
橋下市長や松井知事は、公務の合間を塗って毎日2箇所か3箇所で街頭タウンミーティング。
そして夜は毎晩大きな会場でのタウンミーティングを行っていて、その気迫は鬼気迫るものがありました。
我々も当然感化され、必死にならざるを得ません。
毎日一人あたり1500枚以上のチラシをポスティングしたり、街頭でビラを配ったりしてきましたが、正直言えばもう少し効率的な戦略もあったのではないかと残念な面もありました。
たとえば、14日以降の応援分に関しては党本部が負担するということで、私も5人のスタッフとボランティアを引き連れて大阪入りしていたのですが、それだけの費用があればポスティングは慣れた業者に任せ、我々スタッフは実際にもっとたくさんの住民のみなさんに触れ、説明をしていったほうがいいのではないか、とふと思ったこともありました。
今回は通常の選挙と違い、投票日の20時まで活動することが許されていましたので、私も最後まで投票所の前に立ち、少しでも多くのみなさんに訴えました。
結局住民投票も選挙も、いかに多くの人に会って、いかに多くの人に理解してもらうか、しかないのだと思います。
しかし、これがものすごく難しいことで、壁が厚いことであるか、改めて思い知らされました。
毎日、何百人という人に対して説明を尽くしても、すべての有権者には届けられず、報道でミスリードされていくことに歯がゆさを感じた活動でした。
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