3月23日に、第4回目となる「げんまけんたろうを囲む昼食勉強会」を開催いたしました。
今回の講師は地元浜松出身の東洋思想家である林英臣先生。
林先生は松下政経塾第1期生でもあり、26期生の私から見ると四半世紀も上の大先輩です。
また、私は林先生が主催される林英臣政経塾の第9期生でもあるので、私にとっては兄弟子であり、師匠でもある方です。
政治家にとって最も大切な仕事は、陳情を処理することでも利益誘導することでもなく、国会議員なら国家の、市議会議員なら市の本質的な課題を解決し長期ビジョンを描くことです。
私がよく訴える道州制や地方分権の姿も、日本が閉塞感の中にいる根本原因の一つが中央集権体制だと考えているからです。
この根本原因を正さない限り、いくら地方創生と言って中央がお金を地方に配っても、絶対に地域は元気にならないからです。
松下政経塾や林塾での学びも、こうした本質と大局を見据える視点を大切にしているところが共通点と言えます。
今回はその林先生にあえて「浜松市の活性化のためのビジョン」をお話いただきました。
ここでももちろん、場当たり的に他の地方自治体がやっているようなことを真似しても駄目だ、浜松市の原点に根ざした活性化策でないと駄目だ、と骨太のお話をいただきました。
参加されたみなさんが最も関心を持たれていたのは、「浜松まつりを通年イベントにして観光客を呼びこむ」というお話でした。
確かに現在の狭い会場で190を超える町がひしめき合って凧合戦をするよりも、例えば毎週末に少数の組が持ち回りで凧合戦をすればもっと本格的な糸切り合戦もできるのではないか、観光客にも体験してもらうことも可能ではないか、まつり好きの方も喜ぶのではないか、というアイディアで、それはとてもおもしろいと好評でした。
私も少し研究してみたいと思います。
隔月で開催している「げんまけんたろうを囲む昼食勉強会」では会員を募集しています。
ご興味のある方はぜひ事務所までご連絡ください。
お問い合わせ:源馬謙太郎事務所(担当 太田)
電話:053−422−1245
メール:info@gemma-kentaro.com
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