まさかの大統領選挙勝利でおおいに賑わわせたトランプ大統領。
ついに今月20日に正式に第45代アメリカ合衆国大統領に就任しました。
選挙期間中はとにかくその過激な言動が話題になって、「実効性がない」とか「政治をわかってない」とか「どうせ実現するはずがない」とか言われ続けてきました。
しかし、どうでしょうか。
大統領に就任してからわずか10日余の間に、14もの大統領令に署名をしています(1月29日現在)。
TPPからの離脱やメキシコとの国境の壁建設などは日本でもよく報道されていますが、その他にも製造業関係の法規制の簡素化など、様々な大統領令に署名しています(中身についてはコチラが詳しいです。トランプ大統領が署名した大統領令をまとめてみた)。
いや、すごいの一言です。
それぞれの大統領令の中身の是非はともかく(実際揉めに揉めまくっています)、有言実行の力がハンパではありません。
TPPからの離脱もこれまでの政治の常識で言えばそんな簡単なことではなかったはずです。しかしあっさりやってのけた。日本なにするものぞ、という感じですね。
日本は完全にやられてしまいました。
あれだけTPPにこだわってきた日本政府は、どう落とし所を見つけるのでしょうか。
そしてメキシコとの国境への壁建設。
いまだにメキシコ政府に建設費を支払わせると言っています。払わないなら関税を20%に上げるといい出し、もはやメキシコ政府を完全に手のひらに乗せてしまいました。
とにかく、選挙期間中からの言動にブレがない。
政策自体の中身にはもちろん賛否がありますが、とにかく実行力がある。
政治はやはり、結果を出すことが大事です。
とかくあちらに気を使い、こちらを立ててとやるのが政治のような感がありますが、それでは結局何も物事が動きません。
翻って日本は、税と社会保障制度の一体改革も、40年間抱える拉致問題解決も、4年前に約束した議員定数の削減すら実現できない情けない限りです。
私は今、浪人中でまったく結果を出すどころではありませんので、一日も早くバッジを付け、必ず結果を出す政治を行っていきます。
読者コメント