2016年。今年もまた、多くの政治課題が残ったまま年が終わろうとしています。
新たな年に向けて、私がどんなことを実現していきたいと思っているのか、書き出しておこうと思います。
まずは地方重視。
これは私が一貫して訴え続けているところです。
戦後の焼け野原から復興するには、国の優れた頭脳である霞が関の役人たちが計画を立案し、地方が一律にそれに従うという方法がもっとも効率的でした。
しかし今は時代が違います。
かつてのように全国どこでも道路が足りず学校が足りず食料が足りずと同じ課題を抱えているわけではありません。
地域によって抱えている課題が全く違うので、それに対するアプローチもそれぞれです。
地方に思いっきり権限を移譲し(これが中途半端ではいけません)、地域のことは地域に任せ責任も持ってもらう国の形を目指していきたいです。
そうすれば必ず地方は元気になり、国も豊かになります。
そして現役・将来世代重視で子供が増える国に。
これまで日本の政治は「シルバー民主政治」と言われてきました。
高齢者の皆さんに対する支援はもちろん大切です。老後が心配な社会は歪んでいますし、私たちの誰もが高齢者になっていくわけですから。
しかし、今の日本はその分のしわ寄せが現役世代と将来世代にかかりすぎています。
年金などの社会保障についても高齢者への負担は気にしても、若い世代の将来的な負担には目をつむっている現状です。
私はこれからの日本を支えていくのは現役世代と将来世代だと思っていますから、この世代に徹底的に投資をしていく国を目指していきます。
高齢者の中にはお金持ちの方もいます。そういう方には年金や福祉のサービスも辞退してもらうくらいの大胆な方策も必要になってくると思います。
その分現役世代と将来世代に投資をすれば、子供を生みやすい国になっていくはずです。
これら2つが私の目指す国の大きな姿です。
どちらも、今の自民党政権では絶対に踏み込めないところだからこそ、我々野党がしっかりして、これを目指していかなくてはいけないと思っています。
これに加えて、安倍政権が関心があるふりをしながらほったらかしにしている拉致問題の解決も、全力でしかも今すぐに取り組んでいくべきです。
こうした政治が実現できるよう、まずはその場に立てるように、来年も一年地に足をつけて努力してまいります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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