2016年は選挙イヤーでした。
日本では夏の参議院議員選挙に東京都知事選挙。
参議院議員選挙では野党共闘が話題になり、東京都知事選挙では小池百合子都知事が誕生し、今でも小池都知事への追い風が止む気配がありません。
しかし私は実はこの小池旋風には少し懐疑的な目で見ています。
いろいろな課題をメディアに載せ、それを話題にすることは上手ですが、それでは結局何がどう変わったのかといえばその成果はほとんど見当たりません。
豊洲新市場も盛土がなかったと大騒ぎになりましたが、それでは盛土をこれからするのでしょうか。結局盛土することなく、豊洲へ移転することになりました。
オリンピック会場見直しも打ち上げましたが結局すべてが元の会場に決まり、予算が減ったといいますがそれなら予算を最初から削ればよかっただけの話です。他の自治体も巻き込まなくては削減できなかったわけではありません。
しかし、多くの都民の皆さんの都政への関心が高まったことは事実です。この関心の高まりが持続してくれるといいと思います。
そしてアメリカ大統領選挙。大方の予想を裏切ってのトランプ大統領誕生。
ヨーロッパではイギリスのEU離脱が決まった国民投票もありました。
フィリピンではドゥテルテ大統領が誕生し、台湾では初の女性総統の蔡英文総統が誕生しました。
2017年にはさらに選挙が続きます。
朴槿恵大統領後の韓国大統領選挙。EUではオランダ、フランス、ドイツで相次いで選挙があります。
どこも移民排斥やEU離脱の機運があるなか右派の台頭が激しく、結果によってはEU存続も危ぶまれるかもしれません。
そして日本でも私が目指している衆議院解散総選挙があるかもしれません。
我が国も世界も大きく変化する1年になりそうです。
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