道州制実現によって目指す日本の姿は、今よりも豊かで元気な日本です。活力を取り戻し、元気な地域が集まった日本がより元気になれるように、仕組みを抜本的に変えていきます。その「豊かで元気な日本」がどのように実現されるのか。その7つの意義をご紹介します。これらが実現することで日本は豊かに元気になります。
1日本全体を元気にする
個人や地域が自主自立し、自己責任のもと知恵を絞って努力をすれば報われる社会を築く。
2中央集権体制の打破
現在の中央集権体制では、東京や首都圏しか繁栄できない。この仕組みを変えていく。
3官僚主義の廃止
規則万能、責任回避、秘密主義、画一的、権威主義、自己保身、形式主義、前例主義、セクショナリズムといった日本を停滞させている官僚主義を廃止する。
4国民一人ひとりが安心で、安全で、楽しく、生きがいややりがいを感じる日本を作る
中央集権体制が、国民の生活から教育などを画一化し、個性を奪っている。個性と自由こそが活力を生み、生きがいを生むので、個人も地域も自由に色々なことにチャレンジできる世の中を作る。
5国際都市、国際交流の拠点を多数作っていく
オリンピック招致も東京以外の都市でもできるほどの活力を生み出す。
6地域の個性を生み出し、特徴のある地域を作り出し、明るく楽しい日本を作る
幕藩体制では、中央の関与が少なかった分、各地域の特徴が大きく現れていた。今は行政でも観光でも、全国画一的になってしまっていることが閉塞感の根底にある。
7財政赤字の解消
国がすべての税金を集め、それを霞が関の完了のさじ加減で地域に分配し、地域はそれを使い切る、といった今の仕組みでは、財政赤字を解消していくことは不可能である。むしろ地域に財政運営まで任せていくことが、財政赤字の解消に繋がる。
これら7つの意義は、道州制を実現することの意義でもありますが、視点を変えてみるとこれら7つの姿を実現するために道州制を実現するともいえます。いずれにしても、こうした社会を、道州制で築きあげるのです。
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