今回の騒動を受け、今日8月31日には早くも松野代表と岡田民主党代表の会談が行われました。
来夏の参議院選挙に向け、今国会終了後に枠組みを設けることを申し合わせた、とのこと。
今一強多弱と言われている現状は、日本の民主政治にとって必ずしも望ましくなく、
私自身これまでも野党再編の必要性を訴えてまいりました。
やはり、「政権を担える野党」が日本の政治には必要です。
これを模索するための政界再編は歓迎すべきですが、これもそう単純に物事が進むわけでもありません。
どうしても自分たちが中心でないと嫌だ、あいつらとは組みたくない、
そういった政治家のエゴが出始めればまとまるものもまとまりません。
私が今でも望む野党再編・政界再編の姿は、「中央集権の打破」と「既得権の打破」、そして外交安全保障については「イデオロギーを超えて現実主義的対応」の3点を共有する再編です。
単なる数合わせをするのではなく、目指すべきものをしっかり掲げない限り、いくら体裁を変えても国民にはすぐに見透かされてしまうともいます。
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